ドクター・ストレンジ見たよ(5回)
今更だけどドクター・ストレンジ去年の4月くらいから楽しみすぎて5回見た。
そのうち2回は敵であるカエシリウス役のマッツ・ミケルセンが来日した時の舞台挨拶で見た。その辺については腐るほどレポがあるだろうから割愛します。
見てて個人的に面白かったところとよくわからなかったところともっと広げて欲しかったところの話をします。
①全体の感想
映像も迫力があったし、ギリギリこの作品だけ見ても分かるような話でした。私個人としては推し俳優のマッツが劇場で観れるってだけでも最高。精神が中学2年生のままなのでごちゃごちゃした魔法陣とか立体魔法陣とか興奮しまくりでした。
天才外科医のストレンジ先生が事故にあって手が動かなくなってしまって、それを治すために魔術の世界に足を踏み入れたら争いに巻き込まれ……的なお話。
ポスターとかCMのキャッチコピーで『その男、上から目線の天才外科医』とか何とか書いてあったけど、 正直ストレンジ先生って言うほど傲慢でもないし上から目線でもなくない???シャーロックより全然会話が出来るタイプの人だったと思うんだけど……。
言うほど上から目線じゃなかったし会話も出来ていたストレンジ先生
私はSHERLOCKとホビットでベネディクト・カンバーバッチを認識したので余計に「ちゃんと人と会話出来てるじゃん」って感じで拍子抜けした。
ドーマムゥ(ラスボス)の倒し方も「そ、そんなのでいいの!??!!」って感じでなかなかその辺りは賛否が分かれるところはあると思いますが、私は好きです。
あとマントが可愛い。
②カエシリウスの話
ここがメイン
いや本当カエシリウス役のマッツ・ミケルセンが好きで好きで、来日の舞台挨拶も見に行ったんですけど、死ぬほどカッコよかったです(来日を今か今かと待っていたらいつの間にか日本来てて小島監督と屋形船デートしてたのは笑った)。
元々爬虫類っぽいというか獰猛な顔の男が好きなんですけど、マッツはマジでドツボ。
最初見たときコモドドラゴンの擬人化かと思った
マッツが演じるカエシリウスは、最初は愛する人を失って「魔術に救いを求めた」んだけど、『至高の魔術師』であるエンシェント・ワンの教えに矛盾を感じて脱退、闇の力を手にしてドーマムゥ(ラスボス)を召喚する事で救いをもたらそうとしているとかそんな感じ。
正直言ってることが哲学的で最初の方理解できなかった。でも多分そういうことだと思います。ていうか愛する人を失った件もっと掘り下げて欲しいんだけど…と思ったらこの辺はコミックスの方で描かれているらしい。読みます。
去年の春先に撮影シーンの画像が流れてきたんですが、どうみてもCGのエフェクトない状態だとストレンジ先生よりカエシリウスの方がゴリゴリ強そうだったし、実際カエシリウスの方が強かった。
1000人くらい殺してそうな顔してる
戦闘シーンがほぼほぼ肉弾戦だったため、魔術師としても戦士としても初心者なストレンジ先生と、ガチ武闘派なカエシリウスは比べちゃいけない。
③エンシェント・ワン
激強な至高の魔術師。
演じたティルダ・スウィントンが余りにも無性的な人間というか人外オーラ強すぎて最高の配役かよ……ってなりました。
とにかくベネディクト・カンバーバッチが良いと思ったらSHERLOCKを見て欲しいし、カエシリウスが良いと思ったらHANNIBALを見て欲しいし、エンシェント・ワンが良いと思ったらコンスタンティンを見て欲しい。
あとスタンリーおじいちゃん可愛かったし、おまけ映像も面白かったです。ラグナロク期待。