映画とか本の備忘録

腐女子が適当に感想を書くだけです

美女と野獣(実写)素晴らしすぎません???????????

 

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美女と野獣|映画|ディズニー公式

 

本日三回目(吹き替え二回目)の鑑賞をしました。

 

 本当に本当に素晴らしい映画になってた。

もともとディズニープリンセスの映画の中で一番好きな作品だったので、期待値は高かったんですが、そのハードルを越えるどころか成層圏まで突き抜ける出来上がりになっていました。

エピソードの順番がアニメの方と多少入れ替わっていて、逆にそのおかげでテンポよく見れたと思います。あと、アニメとの変更点もいくつかあったけど、気にせず観ることが出来ました。

 

 

・特に好きなところ

一番好きなのはビーストが『Evermore/ひそかな夢』を歌う場面。

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アニメの方だとビーストの心情を描いてるところが余り無かったので、ベルに対してどんな想いがあったのか改めて知ることができました。

何かもうね、しか感じられなかった。3回見て3回ともここで泣いた。

この歌を歌っているビーストの事を考えると心臓ギュッってなるし、胃が重たくなるくらい切なくなる。

確実にが芽生え始めてるベルとビーストだったけど、ベルのお父さんが村人に拘束されていることが分かって、ベルが村に戻る場面。馬に乗ってビーストの城を去るベルの背中を塔の上でどこまでも見つめながら歌ってるんだけど、もうベルを自分の元から手放すことがじゃんっていうね。

やろうと思えば無理やり手元に置いておくことも出来たのにそれをしないし、ベルは戻ってこないかもしれない、自分はもう人間に戻れないかもしれない、そういう運命だと分かっているのに送り出す…。これがじゃなきゃ何なのか教えてほしい。

同じこと3回くらい繰り返してるけどしか感じられなかった。

これを新曲として録り下ろしたアラン・メンケン、分かってはいたけど天才だった。ありがとうアラン・メンケン。ありがとうティム・ライス

他にもビーストの過去や、ベルの幼少期の話など、アニメには無かった話がちらちらと出ていて、より深く楽しめました。

テンション上がったので「」に全部色つけてみたけど、特に意味はないです。

 

・ルクエバガストン格好良すぎ問題

ツイッターで『ルクエバのガストン格好良すぎて性格原作以上のクソにしないとバランスとれなかったんじゃない?』みたいなツイート見かけたけどまさにそれ。

 最初はアニメ版よりまともな性格なのでは…?と思ったけど、実写ガストンも相当性格悪い。それを補って余りあるルクエバのビジュアルでした。

アニメでガストンガールズが何でガストンにキャーキャー言ってるのか分からなかったけど、ルクエバガストンはワイルドさと色気が両立してて、ガストンガールズになるしかなかった。

 

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https://twitter.com/gaston_d_bot        Gaston Looks Hot in "Beauty and the Beast" Character Posters - Beauty and the Beast Movie

 まさかこれがこうなるとは思ってなかったでござる

 

あとル・フゥが普通にいい人で笑った。ル・フゥ役の人ってアナ雪でオラフの声やってた人なんですね。そして吹き替えの藤井隆上手すぎてビビった。万能。

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美女と野獣|映画|ディズニー公式

めちゃくちゃ楽しい『強いぞ、ガストン』の歌唱シーン

ルクエバ御大をガストンに起用したディズニーサイドには頭が上がりませんわ……。

興味があったらルクエバが出演してる『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』と、『ホビット』も見てくれ……。

ちなみに三銃士の方には私の推し俳優マッツ・ミケルセンも出てるぞ!!!!!!!!!!!よろしくね!!!!!!!!!!

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THE THREE MUSKETEERS Character Posters: Musketeers And Villains | Rama's Screen

カッコいいルクエバとマッツ・ミケルセン(三銃士)

 

・何やかんや

このブログ史上初めてまともかつ長い感想記事になった。

そのくらい好きな映画ということです。

ほんっと~~~~~~~~~~~に大切な映画だったんで想像以上に素晴らしい映画にしてくれたディズニーには足を向けて寝れないレベル。

最初のオープニングで、いつもロゴと一緒に出て来るシンデレラ城がビーストの城になってたところでもう鳥肌立ったよね。あとエンディング曲セリーヌ・ディオンが歌ってるところとか、ディズニーのそういう細やかなところ大好き。

あと構図や光、自然の雰囲気が滅茶苦茶絵画的でした。『強いぞ、ガストン』のシーンとか特に。フランスの絵画みたいだな~と思ってたら原作フランスの童話なんですね。城のデザインや造形も心に響きました。

やっぱり美女と野獣ってディズニー映画の中で一番きちんと「恋愛」って手順踏んで話が進んでるから、見てて感情移入しやすいのかな、ってところがあります(初めは嫌な相手だと思っていたけど、徐々に心を通わせ…的な鉄板)。

ただアニメの方に思い入れ強すぎて、吹き替えの方でダンスシーンの歌が『愛の扉』じゃなかったのがちょっと残念な気持ちになってしまった……

でも吹き替え二回目見に行ったら「最高じゃん」って思いました。新しい『美女と野獣』として素晴らしい歌詞の訳になってたと思います。

あと映画の中で黒人が貴族の中に混じってるのが「時代的におかしくない?」みたいな声があるって聞いたけど、別に戦争映画とか歴史映画とかみたいな時代考証必要な重たい映画な訳じゃないし、好きなように見たら良いでしょ、という気持ち。

基本的に映画は「トーリーが面白ければ勝ちだし、ストーリーがクソでも観た後に元気が出ればさらに勝ち」ということを『貞子VS伽椰子』を見て学んだので、何に勝つのか分からないけど何も考えずに気楽に見て楽しもうね!!!!!!!!!

そういううるさい声を差し引きしてもこんなに素晴らしい出来の映画がこの世に存在しているってことがとても嬉しいので、みなさんも早く映画館で美女と野獣を見てくれ……頼む……出来ればIMAXとかで見て………よろしくね………。

あとこの記事新しいノートPCで書いてるけど勝手にズームかかったり、変なところで変換入ってキレそう。

 

 

おわり